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第4回 ふくしまジュニアチャレンジ銅賞入賞

 福島民報社が主催した「第4回 ふくしまジュニアチャレンジ」の結果が発表されました。本校からは,2年生が銅賞に入賞しました。
 昨年,初めての参加で3年生2人の先輩が銀賞・銅賞を受賞しました。それに続いての今回の入賞です。このように連続入賞し,次の世代に引きついでくれたことは,こうした学習手法を深める意味でもとても大切なことです。
 このコンテストは,福島民報社が地域づくりに向けての政策提案や実践事例,アイディア等を「守り,育て,発信しよう 大切な地域の宝」の課題のもと募集しました。今年が4回目のコンテストになります。2年社会科では夏休みの課題として取り組み,その後,指導を継続して完成させました。
 入賞した2年生は,「私の大好きな釣師浜海水浴場!!~新地の活気を取り戻すために~」と題して,はじめに釣師浜海水浴場の素晴らしさを論じ,次に現状を分析し,どうすれば活気が取り戻せるかというアイディアを考え,自分が行動し取り組むことは何かを考えました。

 今回,取り組んだような探究型の学習手法は,今後,最も必要になってくる学習方法の一つです。今の社会は,正解がなかなか見つけにくく,むしろ正解が存在しない場合もありえる課題山積の難しい状況です。こうした中,関係する人々が納得して前に進めるような,ベストでなくてもよりベターな納得解をみつけ,前に進む知恵はとても重要になってくるはずです。
 今回の成果を踏まえ,主に総合的な学習の時間を活用した探究型の学習についても今後,研修を深めていきたいと考えています。
 また,すでにお知らせしているとおり,3年生理科では一部の生徒が東京大学の先生にオンラインで様々な科学的なことを教えていただくプログラムが進行しています。授業を中心としながらも,その生徒の能力や特性,興味関心等に応じ発展的な内容など,どんどん深めていって欲しいと思います。本当の学びに学年は関係ありません。中学生でも高校生や大学生の領域のことが学ぶことができる時代です。
 以下の写真は,このコンテストを指導した社会科教諭と入賞者で一緒に撮影しました。