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教育委員会から

令和7年度新地町小中学校ICT活用発表会を開催しました

2025年11月13日 12時00分
「学びに向かう力の育成」

 

 11月7日に町内の小中学校4校を会場に「令和7年度新地町ICT活用発表会」を開催し、県内外から200名以上の教育関係者が来町しました。

 現在、文部科学省では1人1台端末や高速大容量の通信ネットワーク等の学校ICT環境を整備・活用することによって、教育の質を向上させ、すべての子どもたちの可能性を引き出す「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現を目的とする『GIGAスクール構想』を推進しています。新地町でも今年度は「情報活用能力を高め、自己の学ぶ力を鍛える児童生徒の育成」を研究テーマに定め、各校のICT活用教育の取り組みを公開授業形式で発表しました。

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 このうち駒ケ嶺小学校5年生の社会科の授業では福島民報社の社員2名をお招きし、ICT(情報通信技術)を活用した新聞記事の書き方や情報のまとめ方を学習しました。児童たちは現在、町の工業生産について調べており、先日見学した町内企業のことをタブレット端末を使用しての学習新聞の作成に挑戦しました。

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 発表会後には、尚英中学校にて宮城教育大学教職大学院特任教授の菅原一弘氏にお越し頂き『学習者主体の学びの実現とデジタル学習基盤』を演題として講演会を開催しました。

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 参加者は、これからのデジタル社会を生き抜く力を育むICT活用について熱心に耳を傾けていました。