第71回文化財防火デーに伴う防火訓練が行われました
2025年1月28日 11時05分昭和23年1月26日、重要文化財に指定されていた奈良県法隆寺金堂の壁画が損焼したことを受け、毎年1月26日は文化財防火デーに定められました。
新地町教育委員会では、火災に限らず、災害などにより失われてしまう可能性のある文化財に対し、地域住民の方々へ文化財保護の精神を啓発することも含め、毎年防火訓練を実施してきました。
今年は、新地町が所有している「くるめがすりの家」を対象に、第二行政区の方々に呼びかけて訓練を行いました。
訓練は、強風注意報が発令されていなか、くるめがすりの家近隣において、枯草等が燃えるその他の火災が発生し、くるめがすりの家にも延焼の危険性が生じた事を受けて行われました。
【訓練】
1.火災を確認した地域住民による「火事ブレ」
2.火事ブレを聞き、地域住民が実際に119番に通報する「通報訓練」
3.火事ブレを聞き女性防火クラブと地域住民による消火器を持ち寄っての「初期消火訓練」
4.地域住民による、くるめがすりの家から重要物を搬送する「重要物搬送訓練」
5.通報を受け出動してきた新地町消防団第三分団、新地消防分署による「放水訓練」
が、行われました。
一連の訓練後、地域住民と女性防火クラブを対象に水消火器を用いた「消火器取り扱い訓練」を行いました。
閉会式にあっては上遠野新地消防分署長より
「訓練は速やかに手際よく行われて大変良かったと思います。また、昨年は広域管内で51軒の火災があり、うち16件が建物火災となっています。乾燥する季節でもありますので、火の取り扱いには十分気をつけ、地域住民の宝である文化財も含めて防火の意識を高めてください。」と講評を頂きました。
放水訓練のようす
消火器取り扱い訓練のようす
くるめがすりの家-旧小塩邸-
福田地区出身の遠藤新により設計され、東京武蔵野市に昭和6年に建築されました。平成4年小塩氏逝去に伴って、遠藤新の三男である遠藤陶氏を中心に小塩氏の親戚も含め保存運動がおこりました。遠藤新の郷里である新地町としてもこの保存活動に賛同の意を示し、平成6年に福田地区に移築することとなりました。
くるめがすりの家についての詳細な情報は くるめがすりの家について