新地町の史跡

第70回文化財防火デー防火訓練を実施しました

 令和6年1月27日(土)9時30分から駒ケ嶺地区子眉嶺神社にて、文化財防火訓練を実施しました。

  文化財防火デーは、昭和24年1月26日に奈良県の法隆寺金堂の壁画が焼損したことから、毎年1月26日を中心として、文化財の防火運動が行われるようになりました。
 この運動は、貴重な文化財を火災やその他の災害から守ることや文化財愛護の意識高揚を図るため毎年実施しており、今年で70回目を迎えます。

 

 訓練は、参加住民による「火事ぶれ」「通報」

 女性防火クラブによる「初期消火訓練」

 高田・菅谷・駒ケ嶺町・渋民消防団による「放水訓練」

 参加者全員で「消火器取り扱い訓練」

が行われました。

 消火器取り扱い訓練では、初期消火が、火災の延焼を防ぐ為に有効であることが説明され、子眉嶺神社関係者、女性防火クラブの方々は、真剣に取り組まれました。

訓練終了後、米本新地消防分署長より
「訓練は参加した皆さまの協力により、つつがなく終了しました。子眉嶺神社は、平安時代に造られた長い歴史をもつ文化財です。今後とも、地域の皆さまの協力のもと、まずは防火への意識を高めて頂きたい。」と講評がありました。


 新型コロナウイルス及びインフルエンザ感染防止につとめつつ、約65名の皆さまに参加いただき無事訓練を終えることができました。

 

放水訓練のようす
  消火器取り扱い訓練のようす