新地町の史跡

史跡

平成28年度新地町歴史講座を開催します

 平成28年度新地町歴史講座を下記の日程で開催致します。

           記
 会場 新地町農村環境改善センター 大集会室
 日時 平成29年2月25日(
     午後1時30分 ~ 午後3時30分
 演題 三貫地貝塚の縄文人
 講師 斎藤成也(国立遺伝学研究所 教授)
 入場料は無料です。

 昨年は、福島県立博物館の森幸彦氏、福島考古学協会会長の玉川一郎氏を講師にお迎えし、三貫地貝塚の成果とこれからの課題について、ご講演頂きました。
 今年は、国立遺伝学研究所集団遺伝研究部門の斎藤成也教授を講師にお迎えし、三貫地貝塚の縄文人という演題でご講演頂きます。
 斎藤教授は、現代人の遺伝的近縁関係について、アジアを中心に調査されています。その調査のなかで、東京大学博物館に所蔵されている当町三貫地地区から出土した縄文人骨に目を付けられました。
 長い間、土中に埋まっていた人骨のDNA情報を採取することは難しいとされるなか、斎藤教授は、縄文人骨の奥歯からDNA採取に成功しました。
 この研究成果は、昨年の春先NHKの「サイエンスゼロ」にて紹介されました。また、昨年9月1日には、「縄文人はアジアの古株」という見出しで、新聞各紙に掲載されました。

 果たして、新地町の三貫地貝塚から見つかった縄文人達はどのような遺伝的特徴や現代日本人との共通点ををもっていたのでしょうか。
 講演は、2月25日(土)午後1時30分から開始の予定です。入場は無料です。皆さまお誘い合わせの上、ご来場下さい。

H28ポスター.pdf